タイ・バンコクを中心に水彩画イラストを描いています。

簡単な水張り。

(私なりの水張りテープを使わない水張り方法。)

必要なのは、用紙を完全に水に付ける入れ物、洗面器やバケツでも可。そして合成合板(ベニヤ板)、大き目のホッチキス。

1.用紙を水にどぶ付け。

下書きが終わったのを家にあったステンレスのトレー(お盆)に置いてその上から水を入れます。

どぶ付け出来る入れ物であれば何でも良いです。30分以上待ちます。

2.板の準備。

上の板は大体7mm位の厚さがあります。大き目のホッチキスが打てて裏に突き出さなければ良いです。※写真パネルだと厚すぎて、机の上にのせて描いてると作業しにくく描きづらくなるので薄い板の方が描きやすいです。

3.十分に伸びた用紙を板にのせた状態。

4.ホッチキスを十字に打ちました。紙が十分に伸びていますので引っ張ることはありません。

5.さらに対角にホッチキスを打ちます。水張りテープは張りません。後ではがすのが面倒です。

6.それでは、うすーく遠くの方から描いていきます。 やはり谷が出来ないのが良いです。

※現在はもっとホッチキスの針を増やしています。

7.描き終わり完全に乾燥した隅を見ると、紙がどのくらい元に戻ろうとしたのか分かります。

片方で2mm以上という事は全体的に5mmくらい伸びていたんです。